『キリストと聖霊によって』
(使徒行伝1章3〜5節)
ルカによる福音書の続きである使徒行伝。ルカが書き記したイエスは病の人を癒し、弱った人を助け、罪人に対し神の愛と憐れみを説いたお方。そして福音書の中で最も聖霊の御働きが多く記されている。
使徒行伝1章には、復活のイエスが弟子たちの前に現れてから天に昇られるまでが書かれている。イエスは弟子たちに二つの事を指示した。すなわち、エルサレムにとどまること。そして父なる神の約束(聖霊)を待つことである。洗礼ヨハネは水で浸したが、神が遣わす聖霊が降りる(注がれる)バプテスマのことをイエスはすでに話しておられた(ヨハネの福音書14章〜15章)。イエスは天にあげられたが、距離的に遠くに行かれてしまったのではない。聖霊によって、信じる者と今も共にキリストはその働きをなしておられる。聖霊は真理を確信させ、キリストをあかしし、力を与えられる。
神が約束された助け主、聖霊を私たちも求めてまいりましょう。
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