『神が定めた時』 創世記17章
神の声に従ったアブラムも99歳となりました。再び神はアブラムに祝福の約束を語られます。この度は契約のしるしとして名前の変更と割礼を受けるように命令されました。そしてサラが子供を産みイサクと名付けよとおっしゃられました。アブラハムは神のことばを聞いて心の中で「100歳に子供が出来るものか。サラにしても90歳で子供を産むことなど出来ようか。」と笑いました。最初の神の語りかけから20年以上過ぎた。もはや期待できない。自分たちに子供が出来る可能性はないと思ったのでしょう。しかし、神はサラからの子供の祝福を約束され、アブラハムの不信仰を咎めずイシマエルをも祝福すると約束されました。アブラハムは神のことばを信じ、その日のうちに一族の男子に割礼を施しました。信仰の弱い者を見捨てられない神は約束を笑うサラにも語りかけられます「神に不可能なことはありません」人が時を失ったと思えるようなことでも実は神の時は近づいていることがあるのです。人の弱さをご存知である神は励ましを与えて下さいます。私たちの小さな信仰を憐れんでくださるお方に感謝をおささげしましょう。
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