『いのちのパン』 ヨハネ6:1〜51
衣食住に対する安心の獲得は個人的にも共同体にとっても切実な問題です。そこに指導者の欲やプライドなどが関わってくると争いに発展します。指導者には未来の衣食住の安心を獲得するための展望が必要になってきます。5千人の給食の奇蹟によってイエスを「(申命記に予告されている)預言者だ」と思ったユダヤ人も多くいました。そこでイエスを自分たちの王に担ぎ上げようと動く人々もいたのです。政治的指導者として自分たちの衣食住の未来を負託出来る人物と見なしたからです。しかし、神の御心から外れたところにある民衆の思いをイエスは退けました。イエスはご自身を「わたしはいのちのパン」であると話されました。「永遠のいのち」「終わりの日のよみがえり」など大切なことを繰り返し教えられたのです。しかし人々の反応は「ひどい言葉だ」「聞いていられない」として、イエスのもとを離れていきました。「私たちは何をすべきでしょうか」と訊ねた弟子たちにイエスは「永遠のいのちに至る朽ちない食物のために働きなさい(追求する・努力する)」と教えられました。それは神に遣わされた者(イエス)を信じることです。何をするかではなく、与えられたいのちのことば(神の御言葉)をよく学び、追求し、理解を深めることで信仰を守り続けることを教えられたのです。
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