12月3日 メッセージ要約

投稿日時 2017-12-20 21:45:08 | カテゴリ: メッセージ

「救い主を迎える準備」ルカ1:5〜25
祭司ザカリヤに、聖所で香をたく奉仕が当たりました。祭司の生涯に一度か二度、有るか無いかの光栄なご奉仕でした。聖所での奉仕を終えた祭司は民衆に祝福を祈るため、神殿に来ていたユダヤ人たちは祭司が聖所から出てくるのを待っていました。ザカリヤはミスなく仕事を行う為、作業の手順など入念に準備したことでしょう。しかし、予想外の出来事が起こります。至聖所に御使いが現れてザカリヤ、エリサベツ夫婦に男の子が生まれると言うのです。御使いに話しかけられたという出来事も信じがたいことですが、高齢の自分達に子どもができるという預言に怖じ惑い、「どうしてそのようなことが起こるでしょうか」と問い返します。「信じなかった」としてザカリヤは口がきけなくなりました。祭司の働きは礼拝や宣告など話すことが多いので、しばらく仕事に差し支えたことでしょう。しかし、静かに神の御思いを思いめぐらす時が与えられたのです。御使いの言葉通りに妻エリサベツは妊娠し、外出を控え静かに過ごします。6ヶ月過ぎると聖霊により身ごもった親戚のマリヤが訪ねてきます。神の御業により身ごもった女性。同じ境遇であるエリサベツの存在にマリヤは励ましを受けたことでしょう。また人生経験豊かなエリサベツと共に過ごすことで神のなさる不思議を分かち合い、喜び合ったことでしょう。互いの存在は二人にとって精神的な支えになりました。ザカリヤもエリサベツも、御子イエスの誕生のために備えられ、用いられたと言えます。クリスマスを前に神様の不思議な御業によって救い主がこの地に送られたことを、一人ひとりが静まって思いめぐらす時を与えられますように。そして心からの感謝をもってクリスマスを迎えられますように。




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