「父の約束を待て」使徒行伝1:6?12
復活のイエスは天にあげられるまでの40日間、神の国について語られました。十字架での死、そして復活は神のご計画であったことを、聖書を通して教えられました。またご自身が生きておられることを決定的証拠によって示され、信じる者たちに確信を与えられたのです。復活のイエスと共に過ごすことができたのは信じ、選ばれた者の特権です。弟子たちの中には「イスラエルが再興されるのはこの時ですか」とイエスにたずねます。政治的メシアとイスラエルの再興を渇望していた彼らにとって、時節到来かのように喜び勇んだことでしょう。しかしそれは彼らの願望であって、神の御心は違うところにありました。イエスは彼らに「父の約束を待ちなさい」と命ぜられました。父の約束すなわち真理の御霊によるきよめと満たし、聖霊が下るのを待つようにと。あなたがたの関心と天の父が行おうとしていることは違う、と示されたのです。聖霊が下る時、『あなたがたは力を受ける』。士師記やサムエル記で神の御霊におおわれる時、別人のようになると表現されています。信仰による勇気、常時の自分には考えられないような力が与えられ、『(キリストの)証人となる』。人生を左右する決断をする時、迫害に恐れる時、聖霊によって信仰の勇気が与えられたのです。今日も生きて働かれる聖霊の導きに信頼し、キリストの証人として福音を伝えてまいりましょう。
5月17日 メッセージ要約
- 0202-05-17
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