『母の愛』
二人の母が、ソロモン王の元に、就寝中に圧死させてしまった赤ちゃんをめぐっての裁判を持ってくる。問題を、王にまで持ってきたのは、密室で、2人にしか分からない、双方一歩も譲らない状態を役人たちは、裁ききれなかったと考えられる。
‘生きている子供を二つに分ける’という一見馬鹿げた方法で、ソロモン王は、本当の母を見分けようとする。母にとって、わが子が死ぬ事は、耐えられない。たとえ相手の手に与えたとしても、生きていてほしいはずである。
聖書の中の‘神の愛’は、このような親の愛に例えることができる。神様にとっても私たちが滅びる事は、耐えられない。そのために神様は、イエス様を送って下さった。私たちは、神様の無限の愛に生かされているのである。
列王上3:16?28