『主は避け所』
ダビデがサウル王からの攻撃を避けて、逃げている時の詩篇は、ここを含めたくさん有る。言いようのない恐怖や悲しみは、自分に‘心を留める者はひとりもない’ような孤独に陥れる。
この詩篇は、苦しみ中で主に近づき、主と深い交わりの中で祈り求めることの大切さを教えている。彼は、‘声を出して’‘嘆きを注ぎ出して’必死に祈り求めている事がわかる。そして、主は彼の‘避け所’であり、‘すべてを知る方’‘嗣業(受けるべき分)’として、近づき信頼を寄せている。
私たちが、罪ゆえに隠れなければいけない者であった時もイエス様が私たちの‘避け所’となって下さった。様々な苦しみに悩む時、主は私たちの‘避け所’となって下さる。どんな時も、祈りやみ言葉の中に、主との深い交わりを持つようにしましょう。
詩篇142篇