『成熟した信仰を目指して』
この手紙は、主の兄弟ヤコブが書いたものである。彼は、イエス様を受け入れず、反発していたが、十字架、復活を通して、変えられ主を信じ、‘主のしもべ’として働いた。この手紙は、離散しているクリスチャンたちに、また信仰生活でおろそかになりがちな実践的な部分の大切さを語っている。
この神様を信じたら、何も問題が無くなると言うのではない。信仰生活を歩む時に、私たちは‘試練’を経験する。それは主を信じて、新生した神の子どもである私たちが成熟した大人のクリスチャンになるために神が通されると言って過言ではない。‘試練’を通る事によって、忍耐が生み出され、「完全な、でき上がった人」になるからである。
‘試練’は当初、喜ばしいと思えない。しかし主は、それを通るための知恵を与え、私たちを完全なものに近づけ、いのちの冠を得る者と成長させて下さるのです。
ヤコブ1:1?8