『知恵のある者』
これまで、行いのない信仰はむなしい。とヤコブは、その人の心の思いが行動となって現れる、と語って来た。言葉もそのうちであるが、‘口は災いのもと’と過ちを犯しやすい器官でもある。
ヤコブは、知恵について、‘上からの知恵’と‘地や肉に属する偽りの知恵’があるという。偽りの知恵は、ねたみや党派心から出て、混乱や忌むべき行為に発展する。それに対し‘上からの知恵’は、清さ、平和、寛容、温順などで、私たちに良い実を結ばせる。
『知恵がある人は、・・柔和な行いをよい生活によって示す』ように語られている。しかし自分の言葉を制し、‘上からの知恵’を持つためには、私たち自身の努力では持ち得ない。主に助けられ、み霊に満たされて、頂くことが出来る。主にその力を頂きましょう。
ヤコブ3:13?18