『主のしもべ』
主は、モーセに、眼下に約束の地を見せて下さったが「あなたはそこへ渡って行くことはできない」と言われた。つぶやき続けた民を率いる指導者に対する主の厳しさである。モーセは、それでも民の事を気遣い後継者を求める。
モーセにとって、約束の地に入れない事は、残念であったがこれから異邦の民と闘っていく事に対する神様のモーセへの配慮であったとも言える。そして、‘主のしもべモーセは・・死んだ’と、記録される事はなんと名誉なことだろうか?
モーセは‘目はかすまず、気力は衰えていなかった’と言う。私たちは、モーセ程の働きはできないかも知れないが、それぞれに置かれている所で、信仰を守り、小さな事でも与えられた使命をはたし、‘主のしもべ・キリストの僕’と呼ばれて生涯を全うさせていただきましょう。 申命34:1?8