『十字架による赦し』ルカ23:32?49
十字架を背負いゴルゴダの丘を上るイエス。刑場に向かっていくイエスを人々はあざ笑った。イエスに関する出来事は、彼の死でもって終わると人々は思っていた。
しかし、肉体の滅び=死ではない。罪による神との関係性の断絶、それが死なのだ。〈永遠のいのち〉〈天の御国〉とは時間的、場所的なものだけではなく神との関係性のことを指している。神殿の幕が裂けたのは、神と人との隔てが取り除かれ、神との関係性の回復を象徴している。「完了した」イエスを信じる者は罪赦され、永遠のいのちにあずかるという神の御心が成就したのである。
今でもイエスに対する多くの人々の反応は、〈自分には関わりがない〉〈むしろ関わりたくない〉だ。私たちは神の悲しみとイエスの痛みを知ろう。そして人々が十字架の贖いを信じることによって神の御もとに帰ることを祈ろう。
3月29日のメッセージ要約
- 2015-03-29
- メッセージ2015