5月3日のメッセージ要約

『イエスに従う』 ヨハネ21章20?25節
 復活された主は、ペテロがどのような死に方をして神の栄光を現すかを示されながら言われた。「わたしに従いなさい。」しかし、それに対しペテロが放った最初の問いは「この人(ヨハネ)はどうなのですか」というものであった。「あなたには何の係わりがあるか。あなたは、わたしに従いなさい。」イエスの答えは、主を見るのではなく脇見に逸れ大切なものを見失ってしまう者に対する警鐘でもある。人は相対的評価の競争社会においては他者と自分を単一の尺度で捉えようとしがちである。ヨハネにはヨハネの人生があり、ペテロの人生と比較するものではないのだと主は教えられる。「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」比較ではなく一人ひとりを見ておられ個人的に関わられる神。私たちの信じる主はこのようなお方である。過去と同様に現在でも私たちの心をイエスから逸らす要因は数限りなくある。何が大切なのかを明確にしながら、イエスの「わたしに従いなさい」ということばに応答しましょう。