『わたしの友』 創世記18:16?33
神はソドムとゴモラの町が悪に染まっているという叫びを聞き、その堕落ぶりが真実であれば滅ぼそうとされました。しかし、自問されます。「私のしようとすることをアブラハムに隠してよいであろうか」この問いから神とアブラハムは主人と僕、上司と部下のような関係ではないことが分かります。神はアブラハムを「わが友アブラハム(イザヤ書)」と呼んでおられます。神の裁きを知らされたアブラハムは「もし正しい者が?人いるならば」と神に執り成しましたが、ソドムとゴモラには正しい者が10人もおらず、滅ぼされました。
新約聖書において神は、滅びに向かっている世の人々を憐れみ、イエス・キリストの贖いを信じる者を救われます。イエス様の義のゆえに、信じる者全てが義とされたのです。そしてイエス様は私たちをしもべではなく友と呼び、大切な真理を隠さずにあきらかにして下さいました。
正しく生きていくことが難しい時、空しく感じる時、友として語りかけて支えて下さる神の御前に誠実に歩んでいこうではありませんか。
7月26日のメッセージ要約
- 2015-07-26
- メッセージ2015