8月9日 メッセージ要約

『神の憐れみ』 創世記21章1?22節
 アブラハムとサラとの間に待望の男子イサクが誕生しました。健やかに育ち、乳離れ祝いに宴の席を設け家族でお祝いました。イサクにとって異母兄のイシマエルも同席し、幼子と戯れていたところをサラは見咎め、アブラハムにイシマエルとその母ハガルを家から追い出すように求めてきました。アブラハムにとってはどちらも我が子。サラの要求に頭を抱えました。その夜神はアブラハムに現れ、心配せずサラの要求通りにせよとおっしゃいました。翌朝、ハガルとイシマエルは僅かな糧食のみ持たされ追い出されました。荒野を彷徨う母子の手元にあった水もなくなり、後は死ぬに任せたまま。絶望したハガルに神様は再び声をかけられます。「わたしは彼(イシマエル)を大いなる国民とする」祝福の約束を再びいただき励まされたハガルは井戸を見つけ、九死に一生を得ました。イサクは神様の約束の子であり、イシマエルの誕生は神様のご計画ではなかったものの、神様はすべての人を顧み、慈しまれるお方です。私たちがどのような状況にあっても、神様の豊かな配慮の中で生かされることを覚えましょう。