9月20日 メッセージ要約

『救い出される主』 使徒行伝12章
ヘロデ王《ヘロデ大王の孫アグリッパ1世》は皇帝に取り入り支配領土を祖父の頃までに広げました。彼はユダヤの人々の関心を買うためキリスト者に目を向け、その指導者の一人であるゼベダイの子ヤコブを殺害しました。民衆が喜ぶのを見て次の標的をペテロに定め、逮捕し牢獄に入れました。ペテロにとって3度目の逮捕は国家権力によるものでヤコブの前例もあり、状況は絶望的です。教会の人々は熱心に祈りましたが、当のペテロは主の平安の内に牢獄で眠っていました。主は御使いを遣わされペテロを起こし、厳重な警備の中から助け出されます。ペテロは最初状況が呑み込めず幻か現実なのか分かりませんでしたが、御使いが去った後、主が助けてくださったのだとはっきり分かりました。そして教会の兄姉に救い出されたことを告げ知らせ身を隠しました。ヘロデ王はペテロを捜しましたが見つけられず、番兵に責任を取らせました。その後、ヘロデ王は主に打たれ死にました。ヤコブとペテロの人生が違ったように、主は一人ひとりに違うご計画と役割を用意され、滅びから救い出してくださることを覚えましょう。