『主のまっすぐな道』 使徒行伝13章
迫害によって散らされたキリスト者の中にいた数人のクプロ人とクレネ人がアンテオケの人々に福音を伝えたところ、信じる人々が大勢起こされました。使徒によらず異邦人によって誕生したアンテオケ教会に、エルサレムからバルナバが派遣されました。彼らが礼拝をささげていると聖霊がバルナバとサウロを宣教へ遣わすように示され、教会は二人のために祈り、出発させました。第1回伝道旅行です。まずバルナバ、サウロはキプロス島へ向かい、島全体のユダヤ人会堂を巡回し福音を告げました。彼らの働きは総督セルギオ・パウロの耳に達し、総督は彼らから福音を聞きたいと関心を持ちました。しかし普段から総督の近くにいて、何がしかの助言をしていたと考えられるユダヤ人魔術者エルマがしきりに邪魔をしました。おそらく福音に対する偏見と先入観を植え付け、妨害していたのでしょう。パウロがエルマを「主の道を曲げる者」と叱責したところ、エルマは主に打たれ目が見えなくなりました。総督は主の教えに驚き、信仰へと入りました。主のまっすぐな道を歩み始めたのです。
9月27日 メッセージ要約
- 2015-09-27
- メッセージ2015