12月27日 メッセージ要約

『主に出会う礼拝』ヨハネによる福音書4章24節
2015年の教会標語は「主に出会う礼拝を目指して」でした。ヨハネ4章の聖書箇所ではイエス様はユダヤを去ってガリラヤへ行くために、サマリヤを通らなければならなかったとあります。ユダヤの人々は通常、サマリヤを通る方がエルサレムへ向かうのに近かったとしても、この地域を避けていました。長い歴史の中でサマリヤ人とユダヤ人の確執は深まり、ユダヤ人に対する恨みとサマリヤ人に対する偏見から、互いに関わり合うことを忌み嫌ったためです。イエス様はそのサマリヤの地で、ひとりの女性に声をかけます。うしろめたい理由があるため人目を避けて水を汲みに来た女性は、自分のようなサマリヤ人に丁寧に話しかけるイエスに驚きます。そして主との会話のやり取りの中で真理へと導かれ、彼女を通してサマリヤにリバイバルが起こりました。イエス様は一人の救い(彼女)のためにサマリヤを通って行かれました。自ら神に会いに行くことができない者のもとへ、キリストはへりくだって私たちに会いに来てくださるのです。このお方に霊とまことをもって礼拝をささげ、神がどのようなお方であるかさらに深く知ってまいりましょう。