3月13日 メッセージ要約

 「新しい契約」ルカ22:14?23
過越しの祭りは出エジプトの出来事を子孫に語り聞かせ伝えていくために神が命じられたものです。過越しの祭りの食事の席でイエスは弟子たちに「新しい契約」について話されました。イエスが話された「新しい契約」の背景には神がイスラエルの先祖たちと結んだ主な契約(アダム、ノア、アブラハム、シナイ、ダビデ等)があります。神がイスラエルと結ばれた旧契約を知ると、新しい契約の理解が深まることでしょう。古代、契約を結ぶ時や祭事が行われる時、動物の生贄がささげられました。宗教的な生贄は身代わりの要素があります。そこでは必ず血が流されたのです。イエスは私たちの罪の贖いのため、神と和解のためご自身を生贄としてささげられました。キリストの十字架による贖いの死によって生贄はささげられたので、私たちは血を流さずに祝福をあずかる事が出来るのです。イエスは「あなたがたのために流されるわたしの血で立てられる新しい契約」を覚えるため、「わたしを記念するためにこれを行いなさい」と聖餐を命じられました。私たちは聖餐を守るたび、イエス・キリストの十字架の死を覚え、罪赦され神と直接交わりを受けることが出来る者に変えられたことに感謝しましょう。恵み深い契約を記念し、主が再び来られる日までこれを伝えてまいりましょう。