4月17日 メッセージ要約

「これらのことの証人」ルカ24:33?49
エマオへ向かっていた二人は復活のイエスと出会い、心燃やされ喜びと驚きをもってこの出来事を告げるためにエルサレムへ引き返しました。彼らがエマオに向っていた時は、イエスに害を加えていた人々がその矛先を自分達に向けるかもしれないという恐れと不安、戸惑いの中、自分たちの行く末を案じていたことでしょう。未だ彼らをとりまく状況は変わりません。しかし、なぜ彼らはエルサレムへ危険を冒してでも帰るのでしょうか。それは主イエスによって心の目が開かれて、よみがえりの主を見た時に心が変えられたからです。最初にこの喜びの知らせを仲間であるイエスの弟子たちに伝えに行きました。イエスが十字架に架かる前までイエスに従っていた人々です。仲間たちのもとへ行くとシモンも復活の主に出会ったということでした。驚きの経験を共に分かち合っていると、復活の主イエスが姿を現されました。弟子たちの中にはまだイエスの復活を信じることが出来ず疑いをもっている者や、姿を現されても実体のない幽霊として恐れ惑う者もいたようでした。そのような弟子たちに「キリストが苦難を受けて復活することは聖書(全体)の預言の成就である」と真理を解き明かし、「私の名によって罪の赦しを得させる悔い改めが宣べ伝えられる、あなたがたはこれらのことの証人である。」と言い、弟子達が世に遣わされるために聖霊を授けると約束されたのでした。