12月4日 メッセージ要約

「平和の道」ルカ1章57?80節
アビヤの組の祭司ザカリヤは自分の組が当番の時に、くじで聖所に入り香を炊く役にあたりました。当時、聖所に入る務めは生涯に一度でした。ただ一人で聖所に入り務めを果たしている時に御使いが現れ、高齢の妻エリサベツに子が生まれることを告げ知らされます。その後ザカリヤは口がきけなくなり、子どもが生まれて8日目の命名の儀式の時に「名前はヨハネ」と人々に知らせた時に口がきけるという奇跡を体験し、神の御業をほめたたえ始めました。ザカリヤは「(人々が待ち望んだ救い主は)ダビデの家系に生まれる。」「幼子ヨハネは主の御前に立って道を備える預言者(救いの知識を民に与える)」と預言しました。また救い主は暗黒と死の影に住む者=罪と死に支配された者を、平和の道へ導くと。大祭司であるキリストは断絶された神との関わりを回復し、神と人との間に平安を得させる働きをされるのです。救い主により「きよく正しく、恐れなく生活をし、仕えさせて下さる」と告げられました。私達は信じた時から神に仕えることができ、とりなしの祈りをし、人々に神の言葉を伝える、万人祭司の働きに招かれているのです。ザカリヤに起こった奇蹟が彼を整えたように、私達も救い主の誕生を人々に伝えながら平和の道を告げる者となれますように。