1月22日 メッセージ要約

「栄光にあずかる希望をもって」 ローマ人5:1?5
この箇所でパウロは『信仰によって義とされ、(神との関係に)平和を得』、『恵みによって、神の栄光にあずかる』希望を与えられた、と述べています。もし私達が努力や能力によって救いを獲得したのだとしたら、それを守るためにずっと気を抜かず、強い意志を持って努力し続けなければ、その位置から転落してしまうでしょう。しかし、義人の位置に立たせていただいているのは私の力ではなく、神の恵みによるものであり、さらに未来には神の栄光にあずかることができると、確信をもって待ち望めるのです。そのために現在の患難(悩み、苦しみ)をも喜んでいると言いうのです。苦労や試練を我慢できる根拠は何でしょうか。自分にはそれを乗り越えることができるというプライドでしょうか?しかし自分を誇る者は人を傷つける刃となり得ます。パウロが誇ったのは自分の弱さでした。?コリント12:5-10にあるように、弱さの中で神の守りを覚え、困難な時にこそキリストに支えられる信仰体験が新たな力を生み出したからです。人生の荒波の中で忍耐が培われ、練られた品性が私達を神に似たものに造りかえられる希望。神様がいかに深く私達を愛して下さっているかを知ると聖霊の満たしにより心は喜びにあふれ、患難の中でも希望を持って生きることができたのです。