2月26日 メッセージ要約

「第2のしるし」ヨハネ4:43?54
私たちは様々な条件・制限の中で生きています。神の性質を持たれるイエスはそれらを超えられるお方として第2のしるしが記されました。そしてこの箇所で鍵となる語は「信仰」です。故郷ガリラヤに戻られたイエスのもとに、死にそうな病の息子を助けに来てくださいと役人が願いにきました。彼は約30?離れたカペナウムから駆け付けました。「主よ、どうぞ子どもが死なないうちに来て下さい」イエスに触れて祈っていただかなければ病気は治らない、だから急いで来てくれと頼む役人に「あなたがたはしるしを見なければ信じない」と、奇跡を見なければ納得しようとしない人々のうわべだけの信仰を嘆かれました。しるしは神から遣わされた者の証しであり、見世物ではないからです。しかし息子を思う父の心を深く憐み、「お帰りなさい、あなたの息子は助かる(生きる)」と役人に告げたのでした。役人はその言葉を信じ、また30?の道のりを戻りました。何の処置もされず、本当に治るのだろうかと心の揺さぶりはあったことでしょう。しかしイエスの言葉通り息子は癒されていて、家族でイエスを主と信じたのでした。「しるしを見なければ信じない」と言われた役人は、イエスが死人をも生きかえらせる力があるとは知りませんでした。しかしイエスの言葉を信じた結果、神のしるしを目の当たりにしました。信仰も与えられ成長していくものです。私たちも歩み続けていく中で、信仰を揺さぶる出来事が起こります。しかし、すでに私たちの見えない所で働かれておられる主イエスが御業を現してくださることを期待し、主の言葉を握って歩んでまいりましょう。