「御霊によって」使徒行伝2章1?13節
イエスを信じる人々はイエスの言葉に従ってエルサレムにて祈りをささげていました。すると約束の通り聖霊が下ったのです。聖霊に満たされた人々は口々に異国の言葉で神をほめたたえ出しました。このペンテコステの出来事を教会の起源とする考えがあります。自分の思いではなく御霊が語らせるままに、聖霊にとらえられ神をほめたたえることから教会が始まったのです。イエスの公生涯も聖霊にとらえられ、導かれ、始まりました。イエスが昇天する前に弟子たちに約束したのは「聖霊が下る」「あなたがたは力を受ける」「わたしの証人となる」ことでした(1:4?8)。時が満ち、信じる人々に聖霊が下り、彼らは力を受け、福音を携え世に出ていったのです。ペンテコステの出来事を目の当たりにした他の人々は驚き、戸惑う人、あざける人など様々な反応がありました。ペテロは十字架と復活の出来事はすでに聖書に予告されていた出来事であり、そのキリストはイエスですと語り、悔い改めることを大胆に迫りました。人々は自分の罪深さにおののき、救いと赦しを求め悔い改めたのです。悔い改めた人々によって教会は形成されていきました。教会の働きは聖霊によって始まり、今日までその働きは続いているのです。私たちの歩みに聖霊の導きがありますように。
6月4日 メッセージ要約
- 2017-06-04
- メッセージ2017