10月15日 メッセージ要約

「真理の御霊」ヨハネ16:1?16
福音書には、イエスが洗礼を受けた時に御霊が鳩のように天から降りて公生涯が始まったことを記されています。弟子たちにはペンテコステの日に聖霊が降りました。ルカによる福音書や使徒行伝によると聖霊の力・働きによって福音伝道が進められることが分かります。ヨハネによる福音書は、その聖霊の性質、真理の御霊について記しています。最後の晩餐の折に主イエスは、イエスの死および迫害の予告をしました。弟子たちの心は悲しみと不安の気持ちでいっぱいになり、その後の展望など考えることが出来なくなっていました。イエスは、苦難が襲っても驚き慌てず対処できるよう弟子たちを優しく励まし、助け主の約束をされたのです。「私が去ることはあなたがたにとって益なのです」生身のイエスは時間・空間の様々な制限がありましたが、聖霊は一人ひとりの心に住まわれ、真理の理解を助けて下さいます。その働きは、?人々に罪について、義について、裁きについて明らかにし誤りを認めさせるというのです。また聖霊は、?福音の真理へ導き入れます。イエスは弟子達によく「今は分からない(耐えられない)でも後に分かるようになる(理解できる)」と言われたのは、聖霊の働きにより分かるようになると話されたのです。また聖霊は、?キリストの栄光を現されます。十字架による贖い、復活による勝利について人々に証しされ、信じる人々が起こされる。人々の救いによってキリストの栄光が現されるのです。神の御霊によって満たされ歩まんとする者、福音に生きようとする者、この喜びを伝えんとする者は、みな神の栄光を見るのです。神の栄光を見させてくださいと祈ろうではありませんか。