12月24日 メッセージ要約

「救いは待ち望む人々へ」ルカ2:21?38
救い主イエスは弱い人の姿をとられて地に降られました。神はご自分の御子を人に委ねられました。イエスは神に選ばれたヨセフとマリヤのもとで育ちました。選ばれた者は特別なゆえに背負わなければならない苦労・試練があります。その困難・重荷も神様から委ねられた賜物と受け取ることが出来れば幸いです。「出来ますならば、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの願うようにではなく、あなたの御心のようになさってください。」肉体を持つ人間として十字架の苦難を引きうけられた主イエスは、その人生において罪人である私達を救う御業を成し遂げられました。主イエスの犠牲が私達の祝福の基となったのです。シメオンは正しく敬虔な人で、イスラエルを贖う聖なる方を見るまでは決して死なないというお告げを信じ、救い主の現れを待ち望んでいました。そして幼子イエスを見るなり聖霊に示され神を賛美し預言します。神の宮には女預言者アンナもいて、彼女は贖い(赦しと救い)を待ち望む人々に救い主の誕生を語りました。クリスマスのお話しに登場する東方の博士、羊飼い、マリヤ、シメオン、アンナに共通するところは救い主の誕生を聞き、素直に信じたことではないでしょうか。私たちも素直に聖書の御言葉を聞き、信じ、従うことができますように。信仰も与えられるもの。ここに神の選びがあります。信じる私たち一人ひとりに神の特別があり、それに伴い困難や試練があったかもしれません。また、これから背負わなければならないかもしれません。しかし、それを神様からその人生を委ねられた賜物として受け取り、主に信頼し、期待し、共に歩めますように。