12月31日 メッセージ要約

「今は恵みの時、今は救いの日です
―真理の言葉と神の力によって―(?コリント6:2)
2017年は上記の聖句を教会標語にして歩んでまいりました。歴史の中にあってこの時代は、あなたの人生の中では、今はどのような時でしょうか。あなたは何者か、自分はどのような存在であるかご存知でしょうか。標語の聖句は、イザヤ書49章8節から引用されていますが、その前後で「(主は)私が母の胎内にいる時、私をご自分のしもべとして造られた。私は主に尊ばれ、私の神は私の力となられた」と書かれています。私たちは聖なる方に選ばれた者なのです。約二千年前にイエスが来られて十字架につけられて死に、三日目に復活された時から、罪に囚われていた人々が神の国に入ることができるようになりました。そして現在は、イエスが天に昇られてから再びこの世に来られるまでの期間にあります。人の目からはキリストの再臨までは永い時間に思えますが、神にとっては瞬く間です。だからどのように混沌とした時代にあったとしても、神のご計画では約束を成就する恵みの時であり、苦難から解放する救いの日なのです。私たちはその恵みに応答するだけでいいのですが、「ただ信じよ」という神の招きに応える人のなんと少ないことでしょうか。「笛を吹いても踊らなかった」と聖書に書かれているように、神様が全てを準備してから呼びかけても、それを聞こうとしない、心動かされないのです。その恵みの大きさ、深さを私たちのつたない言葉で人に語っても、十分に伝わらないかもしれません。しかし真理の力、神の力によって人の心が開かれ、神の救いを受け取ることができるのです。