「イエスを仰ぎ見つつ」(ヘブル12:1?2)
新年礼拝の説教でイエスを仰ぎ見つつ「新しい生きた道」を歩みましょう、とお話ししました。本日はその聖句と前後から学びます。ここでは3つのおすすめがあります。?『罪をかなぐり捨てる』聖書の倫理基準で言う罪(軽率な言葉、愚かな行いなど)を持っていない人はいません。からみつく罪の性質を捨てることは容易ではありません。服に着いたシミは簡単に落とせません。凍り付いたものは忍耐強く温めて溶かす必要があります。?『わたしたちの参加すべき競争を耐え忍んで走りぬく』私たちは耐え忍ぶことが出来るでしょうか。その根拠・力となりうるのは忍耐と励ましの神(ロマ15章)を知ることです。神は、人々が悔い改め神に立ち返ることを待っておられます。人を救いへと至らしめるのは神の力です。その神の力(愛)が今私たちに注がれているのです。聖書の与える忍耐と励ましによって、その競争を走り抜くことが出来るのです。『忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出す(ロマ5:4)』この競争がマラソンと似て非になることころは、「整備されたコースではない」「他の人と競い合うのではない」「孤独に一人走るのではない」ところです。?『イエスを仰ぎ見つつ』イエスから目を離さず歩もうではありませんか。疲れ果てて気力を失った時、目的を失い迷いそうな時、罪がないのに十字架の道を選ばれた主の忍耐を思い起こし、私たちを愛するがゆえに整えられようとする神の訓練を受けようではありませんか。
1月21日 メッセージ要約
- 2018-01-21
- メッセージ2018