11月11日 メッセージ要約

「恵みの相続人」ガラテヤ書4章1?7節
金持ちが代々その富を相続していくには管理能力、経営能力などを伝授していかなければ維持していくことはできません。良い相続人がいなければ財産はあっという間になくなってしまいます。目に見える財産の分配は、時に争いの原因になります。けれども形の無いものは皆あまり欲しがりません。聖書では目に見えない財産、知恵について教えている箇所が箴言を始めたくさんあります。私が大切にしている教訓にこのようなものがあります。「一番大切なものは『心』の中に入るもの:信仰、二番目に大切なものは『頭』の中に入るもの:知恵、三番目に大切なものは『手に着ける』もの:技術、四番目に大切なものは『手で持つことができる』もの:金や銀」この順番を入れ違うと、道を誤ります。何を手に取るかより、何を心の中に入れるかが重要です。イエス様のパンの奇蹟の物語では、お腹が減った群衆がパンをいっぱい食べましたが、あの時イエス様を信じた人たちはその場の空腹をしのいだだけではなく、生涯を信仰によって支えられたのです。私達も物語を聞いて、今そのパンを受け取ることはできませんがイエス様の御言葉が心に届いて、魂の飢え渇きをいやし満たすことができます。パンを手に取ることよりも、心を豊かにする御言葉のパンが大切だということが分かります。子孫に残すもの、動産や不動産なども彼らを生かす手段ですが「パンにまさるものがある」本当に大切な御言葉のパン、真理を、信仰を継承していきましょう。