「御国を受け継ぐ者」エペソ1:11?14
本年の教会標語は【御国の継承】です。キリストの十字架の贖いによって罪が赦されたと信じる私達は、御国を受け継ぐ者として神に定められています。神のご計画によると、1.愛において聖く傷のない者となるため、2.神の子となるため、3.神の栄光が褒め称えられるため、私達は神に選ばれたのです。「御国を受け継ぐ」というヘブル語は「所有」「くじによって分け前にあずかる」という意味で、後に「神の嗣業・約束の地」を指すようになりました。旧約においてはイスラエル部族に目に見える形で土地が与えられ、新約では信仰によって神の子とされ、恵みによって霊的嗣業の相続人となるのです。キリスト者に将来起こることとして神が約束して下さったことですが、その保障として聖霊による証印が押されます。証印とは「封印する」ことです。差出人から送り主へ間違いなく届けられるように、また持ち主を明らかにし誰も荷物を損なうことがないようにするためのものです。救われた者に、神の国と全ての祝福を確かに受け継ぐためのしるしとして聖霊が与えられるのです。保証というギリシャ語は手付金、内金という言葉や、婚約指輪のことも指します。来たるべき御国を受け継ぐための保証として聖霊が与えられたのは、神が誠実に愛をもって私達と関わって下さる証拠です。受け手側(信じる者)の努力の成果ではなく、「福音を聞き、キリストを信じた結果」与えられた恵みです。「聖徒たちよ、主をほめうたえ、その聖なる御名に感謝せよ」(詩30:4.5)「私たちはキリストを通して、賛美のいけにえ、すなわち御名をほめたたえるくちびるの果実を、神に絶えずささげようではありませんか。」(ヘブル13:15)
1月13日メッセージ要約
- 2019-01-13
- メッセージ2019