6月30日 メッセージ要約

「主は仰せられる」士師記6:19?40
「主の勇士」とは主の招きに応答し、主の働きに参加し、主と共に歩む者です。ギデオンは主に語りかけられた時、なぜ主がおられるなら私たちを捨ててミデヤン人の手に渡されたのか?と疑問を投げかけます。信仰生活を続けて行く中で私たちは神のご計画と私たちの思いが異なること、神が定められた時と私たちが願う時は違うことを知ります。「神様、なぜですか?」と問いかけることは御心に背くことではありません。すぐに祈りが叶えられないことや願った通りに行かないことが続くと諦めという悟りから、神に何も期待しなくなり、求めなくなります。しかし主が喜ばれる信仰者の姿とはギデオンのように「主よ。なぜですか」と問いを持ち、神に向かって行く者です。イエスは「聞く耳のある者は聞きなさい」と言われました。聞き方に注意しなさいということです。何度も繰り返したずねると、主は答えて下さいます。幾度となく聖書を読んできたけれど、今日その真意を知ることができた、このことだったのかと理解できることがありますが、それも御言葉にくり返し向き合う中で聖霊が理解を深めて下さるからです。どの様な真理であっても受け取り手により一部の情報として留まる人もいれば、恵みの宝になる人もいるのです。主イエス・キリストを信じ従わんとする者は天の奥義が許されます。天の奥義は知る者を喜びと感謝で満たします。ギデオンは慎重なのか億病なのか、確信を得るために何度もしるしを求めます。その度に不信仰をとがめず、むしろ「主の勇士」としてギデオンを用いるため、喜んで問いかけに応えられます。「主があなたとともにおられる(士6:12,16)」インマヌエルの約束、「安心しなさい。恐れるな(士6:23)」平安の約束、「主の霊がギデオンをおおった(6:34)」聖霊の注ぎ。圧倒的劣勢の中でも主は勝利を与えられます。「自分たちの力でやったと勘違いしないため」主が行われるのを私たちは目撃し、主の証人となるのです。今日、私たちにも約束されています。「主の勇士」として、主よ。お語り下さい。私が進むべき道を指し示しお導きくださいと祈ろうではありませんか。