11月3日 メッセージ要約

『わたしの支えるしもべ』イザヤ42章1?9節
「神が共におられた」「ダビデの道を歩んだ」などいくつかある信仰者の良き形容に中に「主のしもべ」があります。神の御心を行う者、救いのご計画を地上で実現するために遣わされた者のことです。イザヤ書に頻出の「主のしもべ」ですが、誰が「主のしもべ」なのでしょうか。考えられるのが?メシア?預言者?選ばれた者?イスラエルです。キリストについての預言もあれば、弱さを覚える主を信じ仕える者に対する慰めと励ましがあるからです。「主のしもべ」の特徴は?神に支えられている?神に喜ばれる者である?神に選ばれた者である?神の御霊なる聖霊をいただいていることが分かります。「主のしもべ」の働きは?国々に対し公義をもたらす?イエス・キリストによる新しい契約を伝える?異邦人に対し神を畏れる道を教え、いのちの光の希望を伝える?虐げられた者に対して暗闇の支配からの解放を告げることです。広範で力強い働きが期待されますが「主のしもべ」はその働きを戦車のように怒涛の如く推し進めるようなものではなく、痛みを抱える人の魂に配慮し、消えかかった神の律法を再び燃え立たせるように御言葉を回復する使命を果たすのです。また抵抗や迫害があってもその働きを止めることはせず、衰えず、落胆せず、ついに道を確立するのです。神を信じる私たちも主のしもべといえますが、弱さと愚かさを持つ身です。如何にくじけずにその使命をなしとげることが出来るでしょうか。それは自分で選んだ働きではなく、神が私を選び、神の霊を注いで任命されたことを知ることです。神の守りと支えを信じること(:1)、聖霊に委ねること(:5)、正義を行われる神が全てを成して下さる(:6)と期待し、信仰の生涯を歩んでまいりましょう