4月12日 メッセージ要約

「罪と死の問題の解決」ルカ24章1?12節
人は皆、いずれ死にます。いかに生きていくべきか、自分の死後はどうなるのか、というのは古今東西の人が抱いた切実な問いです。その死の問題に解答を与えることができるのが、復活の主イエス・キリストです。イエスの復活が意味することは何でしょうか。まず「本当に神の子であった」証明、そして罪の無い神の御子により、全ての人々の罪が赦され、全ての人々が救われるための贖いが完了したことにより、人生における罪の問題の解決をも意味します。そして永遠のいのちの希望、死が終わりではないことを示されました。いずれも神の御子イエスでなければ果たせない、神の御業です。しかし、このイエスの復活を告げられたとしても、素直に信じることが出来ない人もいます。イエスを直に知っている弟子たちでさえも、最初は信じることが出来ませんでした。人は自分の聞きたいように聞きます。また経験と培った知識に基づいて理解しようとします。自分の知性を越えたものに対する無理解は、危機に対しても人を油断させ、物事を過小評価させる要因にもなります。それは災害や疫病の度に考えさせられることです。弟子たちはイエスが十字架の前に幾度も復活を予告していたにも関わらず、思い出すことが出来ませんでした。自分たちの理性を越えて神がそのような大いなる奇蹟を行われるとは到底考えもしなかったのでしょう。臆病で不信仰な彼らが、大胆に世界へ福音を告げに行く者となったのは、死から復活されたイエスとの出会いがあったからです。復活の主から力を受け励まされ、赦された喜びと永遠のいのちの希望を胸に、福音を携え世に出て行ったのです。