9月13日 メッセージ要約

「あなたがたは救いを見なさい」出エジプト14章
エジプトのパロはイスラエルを逃がしたことを後悔し、軍隊を率いて追いかけ、600台以上の戦車と軍勢がイスラエルの人々に迫ります。周囲は狭隘な地、眼前に紅海。窮地に陥り恐れおののいた彼らはモーセを責め始めます。神に従わんとする者は試練や困難に直面した時どう振る舞うべきでしょうか。私たちが信じる神は、ご自身の栄光を現されるために?導かれるお方?贖われるお方?戦ってくださるお方です。聖書が教える私たちのとるべき態度は、いたずらに騒ぐのではなく?静かに?信頼し?待つことです。神は紅海に向かい杖を持った手を上げよとモーセに命じます。その通りにすると紅海が分かれ左右の壁となり、乾いた海底をイスラエルの人々は進んだのです。さらに、60万人以上の人が渡る間、人々の後ろに雲の柱が立ってエジプト軍が接近するのを阻みます。イスラエル人が渡り切った後、モーセが海に手を伸ばすと水は元に戻り、追跡してくるエジプト軍全てを飲み込んだのです。人には不可能と思われるこの出来事は、エジプト軍の指揮官の戦略ミスによる敗北や、偶然の幸運でもなく、神がモーセに宣言し約束されて歴史的に介入された奇蹟なのです。イスラエル人はこれまで先祖たちの伝承であったアブラハム・イサク・ヤコブの神が、自分のいのちの道を導かれる神であると体験したのです。知識から経験へ。これからイスラエルは信仰から信仰へと豊かにされる経験を積み重ねて行くのです。このイスラエルが経験した物語はイエス・キリストを通して今、信じる私たちの教訓となるのです。