9月27日 メッセージ要約

「わたしがあなたの神」出エジプト20章1?8節
シナイの荒れ野に宿営すると山頂にモーセを呼びよせ律法を授けられる際、神はこれから語ることを聞き従うよう民に言うと、民は「行います」と答えますが、契約はそんなに簡単なものではありません。律法を行い、戒めを守り続ける、すなわち神に対する責任と義務を果たすことは難しいことであることを荒野40年の歩みの中で知ることになるのです。本日の箇所はその中でも十戒と呼ばれる教えの前半部分(???)神と人との関わりです。?わたしの他に神々があってはならない、わたしは妬む神である;多神教の日本人からすると一神教は厳しい宗教に思われますが、主である神の情熱、人への愛が真剣ゆえに妬みも怒りも生じるのです。燃え立つ感情、熱心さで人を救いに導かれるお方です。?自分のために偶像を造ってはならない;偶像は宗教の形骸化へつながり、また人の手で生み出したものが神格化する危険もあります。インマヌエルの神は「共にいてくださる神」であり、聖体が安置してある場所、空間にとどまらず、信じる者一人ひとりに寄り添って下さる方です。?主の御名をみだりに唱えてはならない;祈りや賛美、神に救いを呼ばわるのを禁止しているのではありません。神の名を呪いに使ったり、侮辱して神の名を汚すような呼び方をしてはならないというのです。?安息日を覚えてこれを聖とせよ;忙しい日常や騒がしい心を「断絶」し、心を静めて神に思いを向けるよう時間を聖別せよと推奨しています。神との交わりで身体、心、霊性の回復が与えられるのです。イエス様が律法を集約した教えは「心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くしてあなたの神である主を愛せよ」であると言われたように、私たちも神様との関係を大切にしましょう。