12月20日 メッセージ要約

「闇を照らす希望の光」 ヨハネ福音書12:46
コロナ禍のため例年通りに出来ないクリスマスです。しかし私たちを取り巻く状況がどのように変化したとしても、クリスマスの意味が変わるわけではありません。主イエスは不幸な人、困っている人、病気で苦しんでいる人、罪深いと嫌われている人を訪問されました。一般に立派と思われるような人や、栄光にあずかるにふさわしいと思われる人の所ではないのです。聖書は、嘆き悲しみ痛み、苦しみや辛さ、怒りや汚さ弱さ、そして虚しさといった人の心の暗部を描き出しながら、それに悩む人を照らす希望の光として来て下さったお方について書かれているのです。私たちは神から離れ、罪と死が支配する闇の中にいて、その暗さに慣れてしまった生き方をしていました。しかしキリストが来られた目的は「誰も闇の中にとどまることがない為」、と聖書は教えています。イエス・キリストを信じる者は罪と死の支配から自由にされるというのです。今日も、これからも私たちと共にいて下さる約束を信じ、主イエスのご降誕を心からお祝いしましょう。