2月14日 メッセージ要約

「必要なただ一つのこと」ルカ10章38?42節
「永遠のいのちを受けるためには」という問いに対し、イエスは『心を尽くし…主なる神を愛せよ』『自分を愛するように隣人を愛せよ』の律法を示され、「わたしの隣人は誰か」という問いに対して、良きサマリヤ人のたとえ話から、敵対関係にあるなどの先入観にとらわれず誰にでも慈しみ深くありなさいと教えられました。その後、イエスと弟子たちはマルタ、マリヤの姉妹のところへ行き、もてなしを受けます。忙しく給仕するマルタは、動かないマリヤにイライラし、マリヤにも手伝うように叱ってほしいとイエスに促します。するとイエスはマルタに丁寧に2つのことを示されました。
?何を大切にするのか。唯一の大切な事とは『御教え』(神の声に耳を傾けること、イエスの教え、御言葉の学び)です。永遠のいのちが与えられているといえど、地上で肉体をもって生活する時間は限りがあります。たくさんやりたい事や、しなければならない事があるなら優先順位を明確にすることです。なぜなら慌ただしい日常の中で優先するべきものが意図せずに替わっていることがあるからです。大切なのは信仰なのか、家族なのか、友情なのか。仕事やお金、自由な環境なのか。決断を間違え、大切なものを失う前に気づくことが出来れば幸いです。イエスはその最優先すべきこととして『御教え』をあげたのです。
?大切なことを取り上げてはならない。『御教え』は神を知る機会であり、恵みを受ける時です。現在、その恵みの時を奪っているのは自分自身だということはないでしょうか。何を優先すべきか、大切にするべきか。今日、我々も問われているのです。主の『御教え』を大切にすることが出来ますように。