「父の約束(聖霊)を待つ」使徒1:3?11 復活のイエスは弟子たちの前に40日の間姿を現され神の国について、聖書に記されているキリストの受難と復活について教えられました。そして非常に念を押されたのが「父の約束(聖霊)を待て」ということでした。そのため都に留まっていなさいというのです。弟子たちは何か特別なことがあると期待し、イエスに「イスラエルの復興はこの時ですか」と質問します。弟子たちの関心は今でも目に見える形でイスラエルが宗教的・政治的独立を果たすことが願いなのです。天の父が大権を行使され、いずれその時が来るだろう。しかしその時がいつかはあなた方の知る限りではない。分かっていることは聖霊が降る時、あなたがたは力を受ける。あなたがたは証人となる、とイエスは告げられ弟子たちの見ているところから天に引き上げられました。唖然とする弟子たちに御使いが声をかけられ、イエスの再臨を予告されます。弟子たちはイエスが目に見えなくなり、触れる形で会えなくなったことに動揺することはありませんでした。「信じない者にならないで、信じる者になりなさい。見えなくても信じる者は幸いである」「お言葉通り、この身に成りますように」神の御霊なる聖霊が降ることを期待し、イエスの教えに忠実に従い熱心に祈り続け、やがてその時を迎えるのです。「わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます」(マタイ28:20)御霊が注がれる時、主の臨在を感じ、また主の言葉(約束)は本当だったという喜びがあふれ、力に満たされます。生き生きとして信仰の道を歩むのを助けて下さる聖霊、助け主を求めてまいりましょう