2月6日 メッセージ要約

「主の恵みに生きる」ペテロ第一2:11?25
「クリスチャンで良かった」「イエス様を信じて幸いだ」と、今も感謝しているでしょうか?それは主の恵みに生きている者の実感です。クリスチャンが幸いだと信仰を働かせる時の多くは、逆境の時ではないでしょうか。今日の箇所は「主の恵みに生きるヒント」が教えられています。?魂の戦い:「肉の欲」とは物欲というより自分勝手で自己中心的なものの考え方・動機のことです。?立派にふるまう:外見の服装や所作でなく、神に喜ばれる行動を選ぶことです。?全ての人を敬う:どのような人も神に愛された存在なのだと敬い尊ぶことは、神を愛し仕えることに通じます。教えられたヒントに従って歩むことができ得るなら幸いです。しかし、そう簡単に行うことはできません。人生には辛いことがあり、人に対して悲しみや悔しい思いを抱え、怒りに震えることもあります。とても愛することが出来ない人や許せないこともあります。どうしたらいいでしょうか?この箇所ではさらに、奴隷という自由のない抑圧された人々に対し、?不当な苦しみがあっても耐え忍べば神が喜んでくださる、と教えます。理不尽がある、ひどい扱いがある。しかし仕返しするな、悪をもって悪に報いるな。報いは主がしてくださる、と。これは旧新約共通の教えです。「目には目、歯には歯」これは加害者側の、被害者に対する賠償責任の規定で、仕返しを推奨しているのではありません。イエス様は「迫害する者のために祈れ」と教えられました。そのイエス様は人々を罪と死の支配から救うために、不当な苦しみを耐え忍ばれました。辛く悲しい時に、苦しい時、報復するのではなく、イエス様にならい、神の御心を求めて祈りましょう。