「祝福を受け継ぐため」ペテロ?手紙3章:8?12節
信仰とは、罪赦され永遠のいのちを得る幸いだけではなく、この地上での人生の尊さ素晴らしさに気づきが与えられ、その豊かさをいただけるものです。ペテロは失敗もしたゆえに、人の愚かさや弱さ、罪深さを知る人でした。8節に「最後に言う」とありますが、内容は前の記述の繰り返しです。大切なことを表現をかえて強調しています。?皆の思い(心)を一つにし、?同情し合い、兄弟を愛し、憐れみ深く、?謙虚であり、?悪をもって悪に報いず、かえって祝福しなさい。これは特定の立場や能力のある人にのみ言っているのではなく、信仰に生きようとする全ての人々に語りかけています。ゲッセマネでイエスは「聖なる父よ、‥彼らを守ってください。私たちのように、彼らも一つとなるためです」と祈られました(ヨハネ17:11)。父なる神と子なるキリストが同じ心であるように、神に愛された人々もまた心を一つとするよう望まれているのです。イエスの御教えは「迫害する者のために祈れ」でした。報復の連鎖を祝福によって断つ。恨み憎しみの毒は心をむしばみ、心の平安は遠いものとなります。ペテロは詩篇32篇を引用し、「人の悪口を言うな。平和を追い求めよ。主が私たちを見ておられ、祈りは聞かれている」そして神の祝福を受け取るよう、勧めるのです。私たちも主の祝福を受け継ぐために愛、謙遜、平和を求めようではありませんか。
2月20日 メッセージ要約
- 2022-02-20
- メッセージ2022