3月27日 メッセージ要約

「ますます豊かにされる者」ペテロ?手紙 1:1?11
豊かさとは何でしょうか。富、自然、才能…。新約聖書での豊かさという言葉は、人格的な部分、心の深いところ、霊性のことです。この箇所では、何が私たちに豊かに与えられると言っているのでしょうか。?「いのちと敬虔にかかわる全てのもの」:聖書における「いのち」とは生命の維持活動に関するものというより、信仰により与えられる霊性「永遠のいのち」のことです。また敬虔とは「神を敬う生き方」のことです。私たちを「召された方を知る」、神の呼びかけ・招きに応答する者がその豊かさにあずかることが出来るのです。?「尊く大いなる約束」=世の欲のために滅びることを免れ、神のご性質にあずかる:欲にまみれると足元をすくわれ、やがて罪の前に無力になり、神から引き離され、腐敗した生き方は滅びへと向かわせます。むさぼり(必要以上に求めること)、執着(心が深くとらわれること)が周りのものを見えなくさせ、自分自身をも客観視できなくなります。神から贈与されようとしているものをしっかり受け取ることができるように、「力を尽くして、信仰には徳を、徳には知識を、知識には節制を、節制には忍耐を、忍耐には敬虔を、敬虔には兄弟愛を、兄弟愛には(神の)愛を加えなさい」それに励む者は実を結ぶ、神を知ることや神に信頼することをを学ぼうとし、神の愛に応答する生き方をする者は、イエス・キリストの永遠の御国に入る恵みがますます豊かに与えられるのです。