『ともにおられる主』 ルカ24章13〜32節
エマオに行く途上、エルサレムであった出来事について話あう二人。彼らはイエスを力ある預言者だと信じ、ローマからイスラエルを解放するのはこの方だと期待していた。しかしイエスが殺されたことでその望みは絶たれ、落胆していた。
二人はイエスに話しかけられても、それがイエスご自身だとは気付かなかった。自分達の理想とする政治的なメシヤ像と、イエスの来られた真の目的との不一致が、彼らの心の目を覆っていたからだ。二人にイエスは聖書全体からキリストについて書かれてある事柄について説き明かされた。イエスが彼らの泊まる家に入られ食卓につきパンを取り祝福して割き彼らにわたされた時、彼らの目が開かれイエスだと分かった。
私達は自分の思いや願いが、神様のご計画を理解する妨げとなっていないでしょうか。キリストの栄光にかかわる福音の光が私たちの心を照らし、私達とともに歩み語りかけてくださる主イエスをもっとよく知ることができるように祈りましょう。
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