「御霊に示されて」使徒16:1〜18
再び伝道旅行に出かけたパウロたちは、まずガラテヤからアジヤへ向かおうとしたところ御言葉を語ることを聖霊によって禁じられました。高地を西へ進んで行きビテニヤへ進もうとしたところ今度はイエスの御霊がこれを許されませんでした。トロアスに下って宿泊していたところパウロは一つの幻を見ます。「マケドニヤに渡ってきて、わたしたちを助けてください」パウロたちは神が導いておられることだと確信し、勇躍ヨーロッパへ船出しました。パウロたちの伝道はまずユダヤ人会堂を捜し安息日に福音を語るところから始めたようです。しかし、ピリピには会堂がなかったのか、川のほとりの祈りの場へと向かいます。すると神を敬う婦人たちに出会いました。彼女たちに福音を告げると主がルデヤという女性の心を開かれ彼女は主を信じ、家族も信仰を持ち共に洗礼を受けます。やがて彼女たちがピリピの教会を形成しパウロたちの伝道の支援者となっていきます。思いもよらない出来事に出鼻をくじかれたり予定の変更にあって心悩ませる時こそ、主を見上げ歩みましょう。私たちが立てた計画がとん挫しても神の不思議なご計画によって福音は告げられ、御霊が働かれ主を信じる人々が起こされるのです。
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