
「目を開いて見せて下さい」列王記下6章8〜23節
恐れや不安はどう克服すればよいでしょうか。信仰の対義語は不信仰ではなく「恐れ」です。目に見えない未来を悲観し絶望を先取りするのではなく、目に見えない神を信じ、勇気と希望を持って歩むことが「信仰に生きる」ことです。そこには神にゆだねている平安があります。スリヤ王はイスラエル攻略のため隠密に計画し軍を動かしますが、いつでもイスラエルは十分に準備し対応してくるため「機密情報が洩れている」国内にスパイがいると疑います。しかし原因は他にありました。イスラエルに預言者エリシャがいる限り勝利はないと知ったスリヤ王は、エリシャがドタンにいると知るや即刻戦車と大軍で町を包囲します。スリヤ王の愚かさとおかしみは、その企てもエリシャに見透かされているのを疑ってないところと、神の預言者に対し大軍を派遣し、お前を捕らえるためだぞと脅しているところです。何も知らないエリシャの召使は、突然現れたスリヤの大軍に恐れをなし慌てふためきます。ところが標的であるエリシャは落ち着きはらい「恐れることはない。我々と共にいる者は彼らと共にいる者より多いのだから」「彼の目を開いて見させてください」と祈ると、召使は火の馬と火の車がエリシャの周りに満ちているのを見るのです。ヘブル書11:1「信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。」とあります。厳しい状況に陥った時に「安心して行きなさい」「大丈夫だよ」という励ましに「何を根拠に気安く言うのですか」と、いらだつ人もいるでしょう。主を拠り所とし、主に期待し歩まんとする者は、未来を先取りし平安が与えら れるのです。恐れることなく、心の目が開かれて主の素晴らしさを見る(知る)ことができますように。
- 4月30日 メッセージ要約 (2023-05-25 10:49:26)
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