アーカイブ | RSS |
投稿者 : Otsuka 投稿日時: 2015-10-29 14:29:02 (1128 ヒット)
メッセージ

「御霊に示されて」使徒16:1〜18
再び伝道旅行に出かけたパウロたちは、まずガラテヤからアジヤへ向かおうとしたところ御言葉を語ることを聖霊によって禁じられました。高地を西へ進んで行きビテニヤへ進もうとしたところ今度はイエスの御霊がこれを許されませんでした。トロアスに下って宿泊していたところパウロは一つの幻を見ます。「マケドニヤに渡ってきて、わたしたちを助けてください」パウロたちは神が導いておられることだと確信し、勇躍ヨーロッパへ船出しました。パウロたちの伝道はまずユダヤ人会堂を捜し安息日に福音を語るところから始めたようです。しかし、ピリピには会堂がなかったのか、川のほとりの祈りの場へと向かいます。すると神を敬う婦人たちに出会いました。彼女たちに福音を告げると主がルデヤという女性の心を開かれ彼女は主を信じ、家族も信仰を持ち共に洗礼を受けます。やがて彼女たちがピリピの教会を形成しパウロたちの伝道の支援者となっていきます。思いもよらない出来事に出鼻をくじかれたり予定の変更にあって心悩ませる時こそ、主を見上げ歩みましょう。私たちが立てた計画がとん挫しても神の不思議なご計画によって福音は告げられ、御霊が働かれ主を信じる人々が起こされるのです。


投稿者 : Otsuka 投稿日時: 2015-10-29 14:27:29 (1039 ヒット)
メッセージ

『危機の克服』 使徒15:22〜35
事の起こりはユダヤからアンテオケに下ってきた人々が、異なる福音を説きはじめたことでした。救いにはキリスト信仰プラスアルファ(律法の順守と割礼)が必要と説くユダヤ人とパウロたちとの間に争論が起こり、信者たちは混乱しました。この問題について協議するため、エルサレムで会議が行われました。ペテロは「(割礼のない)異邦人にも聖霊が降った。その異邦人たちに、先祖も私たちも背負いきれなかったくびき(律法)を背負わせてはいけない。救いは神の恵みによるのだ」と発言し、パウロとバルナバは異邦人の町々で起きた神の御業を報告しました。最後にエルサレム教会の重鎮である主の弟ヤコブが、異邦人の救いはすでに預言されたことであったと結論して、救いは信仰のみと決着はつきました。これによって、信仰に入る共通の理解を得た異邦人の信仰者たちは大きな励ましを受けました。しかし、信じるだけで救われるという恵みの法則に異論を唱える者は、その後も人々を惑わし教会を揺るがしていきました。教会の危機を克服するためには、まじりのない福音に立ち返ることをエルサレム会議は教えています。


投稿者 : Otsuka 投稿日時: 2015-10-18 00:00:35 (1074 ヒット)
メッセージ

『神の恵みにとどまる』 使徒13:13〜43
パポスを出たパウロたち一行は、やがてピシデアのアンテオケの会堂に入りまた。礼拝の中で律法と預言書が読まれ、会堂司はパウロに奨励を語るように勧めました。おそらく礼拝で読まれた箇所(出エジプト、サムエル記)からパウロはイエスこそが預言されたキリストであることを論証しました。さらに会堂に集い礼拝をささげる敬虔なユダヤ人にとって馴染みの深い詩篇とイザヤ書から、十字架と復活は預言されていたことであってイエス・キリストによってあなたがたは罪赦され解放されたと説き、そしてハバクク書にすでに預言されているように信じない者とならないようにと警告しました。聖書に書かれている事柄でも信じ受け入れることは難しく、神の憐れみと聖霊の導きがなければ困難なことだからです。これを聞いた人々はパウロとバルナバに、次の安息日も同じ話が聞きたいと頼みました。人々は、魂の救い心の飢え渇き、真理を求める問いの答えを、イエスによる罪のゆるしの福音に見出したからではないでしょうか。イエスを信じる者はもれなく義とされるという福音をしっかり受け取り私たちも神の恵みにとどまる者となりましょう。


投稿者 : Otsuka 投稿日時: 2015-10-17 23:57:40 (1104 ヒット)
メッセージ

『主のまっすぐな道』 使徒行伝13章
迫害によって散らされたキリスト者の中にいた数人のクプロ人とクレネ人がアンテオケの人々に福音を伝えたところ、信じる人々が大勢起こされました。使徒によらず異邦人によって誕生したアンテオケ教会に、エルサレムからバルナバが派遣されました。彼らが礼拝をささげていると聖霊がバルナバとサウロを宣教へ遣わすように示され、教会は二人のために祈り、出発させました。第1回伝道旅行です。まずバルナバ、サウロはキプロス島へ向かい、島全体のユダヤ人会堂を巡回し福音を告げました。彼らの働きは総督セルギオ・パウロの耳に達し、総督は彼らから福音を聞きたいと関心を持ちました。しかし普段から総督の近くにいて、何がしかの助言をしていたと考えられるユダヤ人魔術者エルマがしきりに邪魔をしました。おそらく福音に対する偏見と先入観を植え付け、妨害していたのでしょう。パウロがエルマを「主の道を曲げる者」と叱責したところ、エルマは主に打たれ目が見えなくなりました。総督は主の教えに驚き、信仰へと入りました。主のまっすぐな道を歩み始めたのです。


投稿者 : Otsuka 投稿日時: 2015-10-17 23:55:48 (1091 ヒット)
メッセージ

『救い出される主』 使徒行伝12章
ヘロデ王《ヘロデ大王の孫アグリッパ1世》は皇帝に取り入り支配領土を祖父の頃までに広げました。彼はユダヤの人々の関心を買うためキリスト者に目を向け、その指導者の一人であるゼベダイの子ヤコブを殺害しました。民衆が喜ぶのを見て次の標的をペテロに定め、逮捕し牢獄に入れました。ペテロにとって3度目の逮捕は国家権力によるものでヤコブの前例もあり、状況は絶望的です。教会の人々は熱心に祈りましたが、当のペテロは主の平安の内に牢獄で眠っていました。主は御使いを遣わされペテロを起こし、厳重な警備の中から助け出されます。ペテロは最初状況が呑み込めず幻か現実なのか分かりませんでしたが、御使いが去った後、主が助けてくださったのだとはっきり分かりました。そして教会の兄姉に救い出されたことを告げ知らせ身を隠しました。ヘロデ王はペテロを捜しましたが見つけられず、番兵に責任を取らせました。その後、ヘロデ王は主に打たれ死にました。ヤコブとペテロの人生が違ったように、主は一人ひとりに違うご計画と役割を用意され、滅びから救い出してくださることを覚えましょう。


« 1 ... 77 78 79 (80) 81 82 83 ... 119 »
ID : Pass :