「見えざる神の御手によって」創30:25〜41
ヤコブは独立し故郷へ帰りたいと叔父ラバンに打ち明けますが、ラバンはヤコブをなんとか引き止めようとして報酬をたずねます。ヤコブはあらかじめ返事を考えていたのか、黒い子羊とまだらとぶちの羊と山羊を自分の報酬として条件を出しました。ラバンはその条件を承諾しました。古代この地方では黒毛の羊、まだらの羊や山羊はまれで少数だったようです。ヤコブの申し出はラバンにとって財産の大きな損失にならなかったので最初は安堵したことでしょう。家畜を得たヤコブは産み分けの方法を行って財産を増やしていきます。ヤコブが取った方法は古代この地方で広く行われていたようですが、飛びぬけて優れた方法と言うわけではありません。そこには見えざる神の働きがあったのです。ヤコブはラバンのもとであと6年仕えます。思い通りいかない悔しい思いを経験したヤコブですが、その間に多くの家財と富を蓄えることができました。私たちは方法や手段・方策に目を奪われがちですが、普段の平凡と思われるようなことでも神は用いられ祝福されるのです。私たちもヤコブに勝るとも劣らぬ神の祝福が与えられています。周りと何ら変わることない一見平凡と思われるような生活の中でも、その背後に神が働いてくださっているのです。見えざる神が後押ししてくださり、支え助けて下さっていることを覚えましょう。
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