
「新しい心と新しい霊」エゼキエル36:22〜32
前回「巻物を食べよ」では神の御言葉を身に着けよ、相手が聞いても聞かなくても語り続けよ、語る対象は反逆の家だから悔い改めても忘れてしまう、語り続けよということでした。本日の箇所で神は「新しい心と新しい霊」を与えるというのです。異邦人の間で地に落ちた聖なる御名の回復のためです。イスラエルが回復しても彼らは再び罪を犯すだろう。もう少し確かなところから再建する。それが「聖なる御名の回復」です。彼らから「石の心(頑なな心、自己中心的でしなやかさを失った心)」を取り除くと主は言われます。固く鋭くなった心は相手を傷付け痛めつけ、自分の律法で一方的に人を裁く心、攻撃する心です。一方、肉の心とは新約聖書では人の欲とか流されやすい心理を指すのですが、ここでは「石の心」の対になる意味すなわち、しなやかな強さを秘めた「柔らかい心」です。神に依り頼み、神の教えと戒めを守り行う強い意志(信仰)、それを行わせて下さるのは「新しい心と新しい霊」です。(参考:エゼキエル18章「罪の責任」エレミヤ31章「心に刻む新しい契約」)新しい霊、神の御霊なる「聖霊」が注がれたのはエゼキエルの時代から約600年後、イエス・キリストの十字架、復活を経なければなりませんでした。主イエス曰く「人はだれでも新しく生まれなければ、神の国を見ることはできない」(ヨハネ3:3)「わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その腹から生ける水が川となって流れ出るであろう。これは、イエスを信じる人々が受けようとしている御霊をさして言われたのである。」(ヨハネ7:38、39)エゼキエルの預言「わたしは清い水をあなたがたに注いで、すべての汚れから清め、またあなたがたを、すべての偶像から清める」(エゼキエル36:25)は、聖霊の注ぎにより成就したのです。
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